花月園競輪場(神奈川県)
1950(昭25)年〜2010(平22)年

東京新橋の料亭花月
経営者の平岡広高氏がヨーロッパ旅行をした際,
パリ郊外につくられた遊園地を見て
日本にも児童の体位向上のための
遊園地の必要性を感じた


帰国後
神奈川県鶴見の
東福寺を訪れ境内3万坪を借り
東洋一の大児童遊園地「
花月園」を開園した


その遊園地は昭和に入って
景気が悪くなっても客足は衰えなかった
しかし
多摩川園や三笠園などができてからは下火となり
1933(昭8)年に
当時の600万円という
膨大な負債を抱え
花月園遊園地の経営権は京浜急行に移った



1950(昭25)年:その一画に”
花月園”の名は残された競輪場施設が建設され
神奈川県競輪組合主催
運営は
南関東自転車競技会
施設所有は
花月園観光株式会社により
花月園競輪場が産声をあげた



<昭和35年度・神奈川県主催・連勝単式勝者投票券>


そして、下記開催案内を最後として
59年の歴史に幕を閉じた

◆ 開催案内 ◆
17日〜19日花月園競輪 「花月園・ザ・ファイナルvol.1(FT)」
19日〜22日いわき平競輪「開設59周年記念(GV)」
<<<皆様のご来場をお待ちしております>>>

    ---花月園競輪場開催廃止のお知らせ---
 当競輪場は、お陰様で開設以来59年にわたり開催を続けてまいりましたが、来る平成22年3月31日をもちまして開催を廃止することになりました。
 皆様の永年にわたるご愛顧に心から感謝申し上げます。



神奈川県横浜市鶴見区